My Benly Now!
( 2006.07.07 )


前回までのあらすじ
 リアタイヤの強化、フロントのディスク化を終え、「走り」のベンリィと化したマイマシン。250ccクラスの走りを手に入れたのだが…オーナーの顔に、笑みはなかった…。


お前はどこに行きたいのか?
<見失いかけた何か>
 前回、「走る・曲がる・止まる」の基本性能の見直しを図り、うまい具合に大幅な性能アップに成功した。結果はとても満足のいくものであり、ノーマルの一歩、いや、二歩、いやいや、十歩近く上を行くマシンに仕上がった。(実話) 実際、コーナリングやブレーキ性能、直進安定性などは、以前と比にならないレベルで向上しており、高速道路乗れちゃうクラスのマシンと併走しても(するな!)それほど遜色はない。(限界近いけどね。笑) でもね…違う、違うんだよ! 何が違うかといえば、随分前にも書いたが、一つ、足りない要素がある。それは「カッコイイ」。カスタムはすべてココに終結すると言っても過言ではない、この「カッコイイ」。コレだよコレ。カッコ良さ。コイツにはコレが足りないんじゃないか…。そう思い始めていたのである。何しろ外観の大幅な変更は、ここ数年やっていない。せいぜいハンドル、サス程度の小規模なもの。やっぱり見た目がカッコイイというのは、所有欲を大変満足させる大事な要素なのである!


とはいいつつ、コレはコレで
いいと思ってますけどね(笑)


<んなこと言ったって>
 現状で、まだ足りないところがあるだろうがよっ!っと激しく突っ込まれたら、首を縦に振るしかない部分がある。そう、それはステップ。長いベンリィライフで、仲間達(純正パーツ)が次々と剥ぎ取られて社外品に入れ替えられて行く中で、ビクビクしながら次は俺か!?と怯えていたであろうステップ君。彼にもそろそろ肩を叩いてあげる時が来てしまったようだ。ポンポン(肩を叩く)、「キミ、明日から来なくていいから」。そんな宣告を下そうかと思ったが、彼はスタンド君と切っても切れない仲なのだ。(一体式だし) 残念ながらスタンド君には、引き続きそのポジションで頑張って頂きたい。となると…。ウィーン!! 唸る回転刃(サンダー!!)が容赦なく黒々としたシャフトを削り、金切り音を上げたかと思うと、ポロっとその役目を終えたのだった…。(切断) さよならステップ君、そしてありがとう! あっけない別れとなったが、ステップ君の犠牲は無駄ではない。そう、時期ステップ君は、見た目もさることながら、今までのゴム仕様とはワケが違う! 社外のステップと言えば、コレしかないよね、バックステップ。はい、良いタイミングで安価で入手できたのでコイツを導入しちゃうのです。

<スタイル的にもコレでバッチリ>
 セパハンやバーハンで、乗車姿勢は上半身が前かがみになりがちだった。しかし、ステップはノーマルなので足は前。するとどうだろう、おじぎでもしてんですか?って感じの体勢になる。(してません) 今まではあまり気にしていなかったが、やっぱりそれはちょっと変なのである。それはそれでいいんだけどね。(どっちやねん) なんなら、アメリカンのように足を前に大きく投げ出すスタイルなのに、ハンドルはセパハンという極端な姿勢だって、ちょっと好感持てるくらいだ。(変態) 横から見ると思いっきり「く」の字に折れて、両手両足は前に投げ出す。いいじゃない! 男じゃない!(意味不明) ま、乗車姿勢の問題もちょっとあったが、実はバンク角のほうが問題だった。前後タイヤの扁平化により、バンク角が大きく稼げるものの、ステップによってすべてが台無し。そんな仕事っぷりじゃ、リストラされるのも当然である。
 今回導入したのはG'craft製のベンリィ用バックステップ。新品で買うのはちょっと迷うお値段のソレだが、中古なのでその辺は気にしなかった。流石は専用品。全く問題なく取付け可能。ただ、我がマシンはデイトナ2次側クラッチの為、クラッチケーブルの部分がちょっと干渉してしまう。(スペクラ系は全部HITします。CD90クラッチなら問題なし) そこはレバーを曲げて回避。あまり曲げすぎるとケーブルの動きが渋くなるので、必要最低限のギリギリクリアランスで取付けた。取付け後、またがってみると…なんともやる気が出てしまうそのポジションに、ニンマリしてしまう。(ニヤニヤ) コレはもう、挑発的というか戦闘的だ。前に進む気マンマンとでも言えばいいだろうか。足が後ろに上がることで、更に前傾に拍車がかかり、前方を見る目は、メイド喫茶ばりの上目遣い。(あほ) そこにコーナーがある限り、走り続けてしまう気にさせてくれる。コレはちょっと、やる気が上がりすぎますぞ。(笑) 駄菓子菓子! 少し気になるのが…ご存知かどうか分からないが、こう見えても180cm以上ある自分が乗ると、ひざの曲がり具合がかなり正座に近くなる。正座だよ、正座。修行かよ!ってお話。長距離は未だ未経験だが、あまりに長い距離はちょっと厳しいかもしれない。それこそ真面目に修行になってしまいそうだ。バイク乗って足が痺れるってどうなの。いや、でも、そこにコーナーがあれば走り続けられるんだけどね。(笑)


キャブは見ないで下さい(笑)

大分位置が上がります


<走り回るぜ!と思いきや>
 ついにセパハン&バックステップという、ある意味王道的なスタイルを手に入れたからには走るしかない! 走り回るしかない! そこにコーナーがある限り(略) と思い、ブイブイ言いながら止まった信号でイベントフラグが立つ。アクセルを軽く吹かした後の回転の戻りが遅いのだ。ぬお。これは2次エアの症状…。FCR君、ご機嫌斜めかな? っとちょっとキャブ自体を動かしてみると…。ボコッ!っと外れました。(チーン) あれ!? ここってこんな作りだったっけ!? 周りを見回すが誰もいない。(当たり前) 大変予想外なFCR君のトリッキーな行動に、戸惑うことこの上なし。とにかく帰宅して要チェックや!と彦一バリに叫びながらなんとか帰宅して点検開始。


スピゴット君

アップすれは一目瞭然

 とにかく画像を見てくれればいい。そこに写っているのが、真実なのだ。それがつまり、写真なのだ。(なんのこっちゃ) FCRは、マニホールドに締める部分が、キャブとは別物(スピゴットという)で、ねじ込み式になっている。恐らく、キャブを車体に付けた状態で、クルっと回してジェット交換楽チンじゃね!?仕様なのだと思うのだが、そのねじ込み具合が緩いとしたら、どうなるだろう? これはなぞなぞではない。(なぞ) いいか? エンジンは常に振動している。特に高回転型の我がキタコスペシャルの振動は、たまに尋常じゃないレベルに達する。言うならば、コウモリにしか聞こえないクラスの高周波レベルなのだ。(なぞ) そんな状況で、あのデカイキャブがユルユルのねじ込み具合で乗っかっててみ?な?そりゃもう凄いプルプルしちゃうっしょ?常に微振動の嵐。スピゴットはアルミの削りだし。キャブ本体はアルミの鋳物。当然削り出しパーツが負けるに決まってんじゃん。山が飛んじゃうじゃん。じゃんじゃんじゃん。 …。とにかく、そんな感じでスピゴットの山が磨耗し、FCR君ボコッ!事件が起きたのだと思われる。思えばFCRにしてからもう既に数年が経過している。ずっとこんな調子だったんじゃ、無理もないよなスピゴット。お役目ご苦労!って、しっかり締めときゃ済んだ話なのにね。無知って怖いね。

<やっぱりすんなりいかないのね>
 早速パーツを注文だぜ!! 気合とダルさを半々に、NAPSに注文に行く。これく〜ださい! 無理! えっ!? 端的に言うと、こういう展開であった。部品の単品注文不可。うぉいうぉいうぉい、ちょっと待てよキタちゃんよ〜!(キタコのことです) キットは大体パーツのバラ売りをしてるもんだが、これに限ってはしていなかった。困った。他社のFCR周辺パーツを探してみるものの…見つからず。ぬーん、困ったぞ。FCR君との付き合いも…考えなければならないのかっ…!?
 そんな折、知人経由でBITO(http://www.jb-power.co.jp/)というチューニングメーカーを知る。FCRをお得意としたメーカーで、各車種のFCRをラインナップ。ここでなら単品パーツが頼めるんではないか、と。早速メールしてみる。次の日には返事があって、あるよ〜とのことだったので即注文! 2500円と言う予想より低めのお値段で、ゲッツ。(以前、ゴムのマニホールドが劣化したので頼んだらゴムだけなのに5000円もしたのだよ。涙) 無事にFCR君は息を吹き返しただのだった。部品の一つずつが特殊なため、補修パーツの出費はデカイ。ある意味セレブなキャブ、FCR。もうユルユルになんてさせないよ!ダメ!ゼッタイ!

<ちょっとした浮気心>
 時間を遡ること数十日。キャブの調子が悪い。っていうか、まともにアイドリングしない状況じゃ、当然どこにも出かけられなかった。部品の目処も立っていない…。(まだBITOを知る前でした) これじゃ身動きがとれないじゃないか!
 この状況を打破すべく(超言い訳)、ちょっとだけ他のキャブを使ってみた。男のヨシムラが送り出す傑作、TM24-MJN! ジェットニードルに細工を施すことで全域のレスポンスアップとスロー系のセッティングを容易にしたフラットスロットルバルブのキャブレターである。(べた褒め) 確かにセッティングはあっけないほど簡単に出た。止まるようなアイドリングから、全開域に至るまで、FCRに勝るとも劣らないレスポンスの良さには、正直驚いた。口径が4mm小さい(FCRに比べて)分、絶対的なパワー感の不足はあるが、十分な性能を発揮してくれた。これはよく出来たキャブだ。付属していたパワフィルも、折角だから使ってみようということで、この方ずっとファンネルを守り通してきた歴史もちょっと塗り替えた。とても乗りやすい。コレが正直な感想だった。
 しかし、だ。ピーキーな世界に住んでいた者が、マイルドな世界に移り住むと、最初はその雰囲気に癒されるが、それはやがて物足りなさとなって不満が募るのである…。違う…違うんだよ…! ある意味、禁断症状に似たその苦悩が大きく膨らみ、爆発するのに、そう時間はかからなかった。要するに、FCRに戻したってワケだ。やっぱりあのエンジンの限界を引き出す力強さ、一瞬のラグもないレスポンス、見た目のメカメカしさと迫力、真上に大きく口を開けたファンネル…などは、MJNでは実現できないのであった。(そもそも比べるのがとってもナンセンスなんだけどね)
 そんなこんなで、一時の浮ついたココロも落ち着き、インプレに書くネタが出来たってことが、唯一の収穫となったのだった。さよなら、MJN。きっと、お前に満足してくれる人は、沢山いるはずだよ。


オトコのヨシムラTM-MJN24!
才色兼備な優等生です


<残す課題は…>
 そんなこんなで、若干遠回りしつつも、冒頭で述べた、「カッコイイ」を手にするべく、立ち上がるときが来た。全体のバランスをよく考え、あるコンセプトに基づいて目標のあるスタイルに近づけて行く。これが今の課題である。「ベンリィらしさ」を残したカスタムをしてきたが、周りのマシンが次々と正体不明の容姿に変身して行く中で、もうこのままじゃいられない! 全部見直しだー! というわけで、速さと強さを兼ね備えたスタイル、ストリートロッダー系を目指してみようと思う。現状をうまく生かしつつカラーリングを見直し、全体としての統一感を狙ったカスタム。割と小改造でかなり雰囲気が変わるハズなので、ちょこちょこやってみよう。今後の変化を楽しみにしてて欲しい。









MyBenlyNow!ログ1「EGブローと更なる改造」(2000.11.6〜)
MyBenlyNow!ログ2「さらなる成長」(2002.12.12〜)
MyBenlyNow!ログ3「コンセプト再考」(2004.02.19〜)
MyBenlyNow!ログ4「リア周り強化」(2005.07.01〜)
MyBenlyNow!ログ5「フロントディスク化」(2005.09.21〜)





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