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■ またまた快晴！

　7時半頃、目が覚める。夜が遅かったせいでちょっと遅い目覚め。二度寝したい気持ちを奮起してテントから出ると、皆さんもう起きてました。おはようございます！　今日も天気はよさそうだね。

　昨夜のうちに買っておいた朝食をそれぞれ食べて片付け準備。遅いスタートになってしまったので、そそくさと片付けて出発ですよ。

同じ画像で失礼しますが、片付け中の図

　今日の予定も、適当（笑）　なので、行き先はこれから決めます。ある程度の候補はあるけどね。ってことで、今日もキャンツーのスタートです！

■ オカマちゃんを見よう

　蔵王といえば、オカマ！（右手の甲を左ほほにくっつけながら）　なんて、聞いたこと無いですが、一度は見といたら？というお友達の提案に乗っかって、お釜見学に行くことにしました。何せキャンプ場からは目と鼻の先。k12を東に向かえばホラ、すぐですよ。

　どんどん標高が上がるのが分かりますが、そのせいか風はちょっと冷たく感じます。うねうね走ってて、ふと走ってきた方向（後方）を見ると、見事な雲海が広がってました！　おおお、中々見れないよねこんな景色！

これはロープウェイから撮ったものですが…

　で、暫く走ると、お釜渋滞してました。センターラインがオレンジだと右からの追い越しは遠慮してるんですが（特に集団の時は）、今回はすれ違うタクシーさんが「お釜渋滞だよ」と教えてくれたので右から抜けることにしたのです。まぁ基本二輪は別枠で停めれるからね。案の定、二輪なら大丈夫そうなところに停め、お釜見学と相成りました。

　ここはロープウェイで頂上まで行けて見学できるコースです。ロープウェイって、要はスキーのリフトなんだけどね。雪が無いリフトは初めて乗りました。往復700円だったかな。丁度、リフト運行開始のちょっと後くらいに到着したので、それ程並ばずにリフトに乗れましたね。（戻ってきた時の並び様は尋常じゃなかった）

　リフトから見える景色もまた凄い。天気がいいってホントに素晴らしい。キョロキョロ見渡してはパシャパシャ撮ってました。

山と山の間に雲が溜まってる様子
あの雲の下は雨が降ったりしてるんだろうね

　心地よい陽気の中、リフトに揺られて自然を満喫。中々良いですよコレ。頂上に着くと、ゴロゴロした石が多く、標高が高い＆火山なんだってことが分かる。ここもまた凄い景色だったんだけど、お目当てのお釜ちゃんがチラっと見えてます。テクテク歩いて尾根まで行きます。どれどれ、もっとよく見せてご覧なさい…（笑）

真ん中、左寄りにあるのがお釜ちゃん
何より背景の雲海のほうがヤヴァイだろって話

　お釜お釜って、一体なんなのよ！？とお思いかと思いますが、要は火山口の水溜りってことですね。火山で穴が開いて、そこに水が溜まって、その水がなんだか不思議な色に変化するよ！？みたいなノリだと思います。（詳しくはgoogleさんに聞いてみよう！）　こんだけの火山口がぽっかり開いてるのも凄いと思うけど、なんだか不思議な景色だよね。火山だけに木は全然なかったし。

　というわけで、メインのお釜ちゃんはこちらです！

あら、いらっしゃ〜い（クネクネしながら）
これがオカマちゃんでございます

　え？何コレ？ピンとこないけど？って思いました？（笑）　もうちょっと寄ってみると役力が伝わるかな？

あんまり近くで見ちゃダメよ〜
中の湖付近に人が歩いていたので、そこまで行ける模様

　どうだ〜い？物凄いだろ〜？（くまだまさし）　やっぱり微妙にテンション上がりますよね。こんな景色は中々無いぜ。しかも普段は結構ガスってるらしく、こんなに綺麗に見れることは稀とか聞いちゃうとね、俺についてきて良かっただろ？ってね、誰のお陰か分かんないけどね。まぁとにかく、感謝ですよ（笑）

　で、テンションが上がってしまっているので、よく分からない写真も撮ってみました。みんなどこを向いてるんでしょう。大自然に触れると、人は少々自然に帰るものです。

あっ！UFO！
どこどこ！？　あっ！ホントだ！（なぞ）

　一通り見終わったら、下山です。スキーと違うのは下りもリフトを使うこと。下りのリフトってのも、人生初だったかもしれない。広大な景色を楽しみながらゆっくり下山。いやぁ、良かったんじゃないのコレ！

　バイクに戻ったら次の行き先を決める。今夜の宿は仲間の実家である秋田に決まっているので、そこまでのアクセスは気分次第。とりあえず、仙台行っとく！？みたいなノリだったので早速その方向で出発しました。もちろん地図持ちの先頭です。みんな付いて来〜い！

■ 連休効果は炸裂

　k12をひたすら東に走ります。お釜を過ぎてからというもの、反対車線は大渋滞。皆さんオカマちゃんがお目当てのようだが、流石にこの渋滞は酷すぎるでしょ。10km以上繋がってたんじゃないかなぁ。しかも全く進む気配が無いという。こりゃもうちょっと考えたほうがいいよ。＞山形県

　やっぱりこれだけ天気がいい＋ワインディングとなればツーリングバイクも多い。前後に他のグループがくっつくと、それだけで十数台の大集団に早代わり。中にはマナーの悪いソロの人も居ましたけどね。抜くのはいいけど、迷惑はかけないで頂きたいですね。

　途中で給油し、k25に逸れたら延々走って東北道の村田ICへ。ここから仙台宮城ICまでワープします！　と思ったら、渋滞してますね。流石に大連休。皆さん考えることは同じですな。仙台宮城ICから仙台市街へはトンネルなんだけど、道が狭くてすり抜けしにくい。北海道ナンバーはなぜかどいてくれないですね。バイカーに優しくない人が多い。他は大体避けてくれます。ありがとうございます。

　青葉城址に続く渋滞を横目に、仙台の駅前にある牛タン屋を探してみるも見つからず。見つからずっていうか、この辺はバイクを停めて食べるようなお店は無いんだよね。（商店街の中とかにあるから）　路駐するのも気が引けるので、停められそうなお店をぐるぐる回って探したけど結局見つからなかったので、諦めて先を急ぐことにしました。牛タンはまた今度だね。非常に残念。

　R45からR4に向かう。ここも渋滞してたけど、もうしょうがないよね。14時も過ぎてたので皆さん既にハラペコ。結局、何でもいいですよ！となったので、向かった先はなんとびっくりドンキー！（笑）　そうそう、俺達は肉が食いたいんだ！（笑）

　牛タンバーグディッシュ！と言っても「お客様？」と返され、結局食べたのは「カレーチーズバーグディッシュ」。関東でもいつでも食べれる定番メニューでございます（笑）

仙台で食べると、一味も二味も違ってきますな！
ちなみに14時過ぎなのに混んでました
地元に愛されている証拠！（だからなんだっての（笑））

　適当にダベり、一息入れたら、この先の予定を考える。時間的に高速使ってワープしないと秋田までは厳しいとの判断により、泉ICから東北道を使うことに決定。小連休チームは、明日、東京に帰る予定になっており、正にとんぼ返りの弾丸ツーになってしまう。うーむ、高速移動があまり得意ではない自分としてはちょっと…。

　今回の旅の帰りに、生まれ故郷の栃木に寄ろうかと考えていたこともあり、今回は自分だけここで引き返すことにした。秋田まで行ってもゆっくり観光できない＆明日の強行がちょっとキツいかなってのが理由。皆様、勝手で申し訳ありません。

　というわけで、泉ICまで皆を先導。ETCのゲートをくぐったら右と左で別れ、自分は南下、みんなは北上したのだった。みんな、気をつけてね！

　東北道の下りは、早速Uターン渋滞していた。矢板−白河で渋滞40kmとか正気と思えない電光掲示。延々すり抜けするのはやっぱり楽じゃないよね。暗くなると当然気も使うし。

　なんやかんやで栃木ICに着いたのが19時前。3時間くらいで来れたんだろうか。鬼のすり抜けだったので、渋滞の影響はそれほど受けなかったね。


　栃木で一泊した次の日に帰宅。マシントラブルも特になく、無事に帰ってこれたのでした。なんだかあっという間だったなぁ。


　初めてのロングツーが北海道で1週間だったので、自分の中でそれを基準にしちゃってたのかもしれない。東北ツーとしては2泊3日になっちゃったけど、やっぱり折角回るならもっとじっくり行きたいよね。出来ればピンポイントで狙いを絞って、ゆとりを持って回る感じがいいかもしれない。（１県だけにするとかね）　でも、東北の距離感とか位置、地名なんかも少々頭に入ったので、また次回に役立てたいですな。

　ところで、高速道路で120km/h巡航を楽々こなす初老のハーレー（多分ソフテイル）を見ると、大陸移動系はやっぱりそっちだよね、と思ってしまいます。ロングツーに最適な選択はそこにあるよなぁ。普段使いとの差がネックだけどね。

　というわけで、東北ツー、楽しめました。グループキャンプもソロとは違う楽しさがあり、いいもんだね。皆様、コレに懲りずにまたお付き合い下さい。ありがとうございました！

▼ 本日の走行距離：388km（仙台まで98km＋栃木まで290km）（給油1回）
▼ 総走行距離：1014km