2009 東北ツーリング記
上杉謙信様でございます
<一日目>
晴
( 2009年 9月 19日 (土))
■ いざ、北の地へ
「北の地」とか言うと、北海道を連想しそうだが、今回は東北攻め。東北を回ろうぜ!企画が発足したので乗っかることにした。発足した、というか、発足させらた、といったほうがいいかもしれないが、この際その辺は目をつぶることにする(笑)
例によって大連休に出来なかったので、東北の地を半周するプランで作戦を考える。移動時間と距離を見計らって、まずは福島、続いて山形、秋田、宮城の順で訪ねようと考えた。帰りは高速でワープ。距離感が無いので適当な発想だけど、1日に1県で有名どころを押さえていく方向でいってみる。
今回はロンリー一人旅じゃないので、皆さんのご要望も織り交ぜつつルートを選定。事前の下調べが若干足りなかったので、初日は無難に前にも行ったことのあるルート、二日目以降は、その前日に話し合って決めるという超気まぐれツアーと相成った。メンバー的にもそんなノリが許される感じだったので、これはこれでアリなんだけど。
というわけで、とにかくキャンプツーリングの用意だけして当日を迎え、東北道蓮田SAに8時とだけ決めて出発! 東北ツーリングが幕を開けた!
■ 順調な滑り出し
朝5時半に起床。荷物の最終確認と車載を済ませ、出発したのは6時15分頃。普通に行けば川口JCTまで1時間くらいなのでちょっとゆとりを持って出発。地元で給油を済ませたら第三京浜−環八−用賀で首都高へ。っと、ここまでで既に連休であることを思い知る(笑) いや、車が多い多い。皆さん揃ってお出かけですか。
首都高渋谷線は普通に渋滞してた。ガッツリペースだねこりゃ。早速すり抜け開始。80km/hペースで走れるからまぁいいんだけど、荷物満載なだけにちょっと気を使う。
新宿、池袋と抜け、東北道へ。川口通過はピッタリ一時間後。あとはゆとりがあるので左車線をマッタリ流して蓮田SAで朝ごはん。のんびりしてると続々と仲間が登場。一番近い人が一番遅いっていう法則はまんまその通りになってました(笑)
集合しましたよ〜
って、無関係車輌も多数写ってますが。。。(笑)
久しぶりの面々に挨拶しながら雑談を交え、8時半頃に出発。今回は地図が見れる&若干土地勘があるということで先導を任されました。いつやっても緊張するっていうか気を使うけど、なんとなく達成感があるのも事実。全ては自分次第だからねー。少々遅いペースだなぁ(90km/h前後)と思いながらも、左車線をマッタリ走りましたとさ。(あとで120km/h巡航で余裕だけど!言われちゃったけど(笑))
宇都宮ICを降りてそのまま日光宇都宮道路へ。今回の目的地である大内宿へは、白河ICまで行ってもいいんだけど、既に東北道は渋滞してたこともあって、今市から下道で行きます。時間&距離的にはさほど変わらないからね。ついでに塔のへつりにも寄れるというオプション付き。
案の定、下道は全く渋滞してなかった。東北道は矢板〜那須辺りでガッツリだったようなので、この選択は間違いなかったね。
今市ICを降りたら丁度1時間くらいになったので、たまり漬け屋さんで休憩。ここの漬物、うまいんだよね。
ニンニクやらっきょうがうまかった!
試食多数&お茶も飲めるサービス付
一息ついたら出発。R121をひたすら北上します。途中、いきなり有料道路とかに導かれたりするけど、うまくかわしてトコトコ走る。山道なので適度なワインディングが楽しい感じですね。龍王峡から日塩有料道路(今は無料らしい)を回るか迷うものの、今回はスルー。あんまりクネっててもしょうがないでしょってことで、代わりに五十里湖&湯西川温泉街を通過。中々風情のある街並みでした。そしてその先のスタンドで給油しました。
この時点で10時半くらいだったので、大内宿でお昼にするのはちょっと遅くなることを懸念し、ツーリングマップルに載っていた「絶品蕎麦」を賞味することにする。R121を延々進み、R352と合流する手前の右側にある「かいなり」という蕎麦屋。さて、どんなもんでしょう。ちなみに、この時点で、ちょっと肌寒くなっている。ロンT+ナイロン上着で肌寒い感じ。残暑はどこへ行ったんでしょう。天気は曇が多い晴れって感じだった。
ウワサの店にしちゃ客が少ない?
いや、時間が早かったんです(11時半)
注文してから出てくるまでがかなり時間がかかる。まさか今からこねてんじゃないよね!?なんて話してたらようやく出てきました。ホントはざるが良かったけど、寒かったのであったかい肉そば。800円だったかな。
絶品!とか言われちゃうと期待値が上がっちゃうんだけど、ここの蕎麦は美味しかったですね。あったかくすると大体ふやけて微妙な感じになるんだけど、全然そんな感じじゃなくてスッキリ食べられました。感動するほどじゃなかったけど、結構うまいなと思えたので、ホントに絶品なのかもしれない(笑)
ホット肉(豚)そば、800円
あったかいのにコシがあって驚いた
なんだかんだで1時間くらい留まっちゃったので、腰が重くなる。ちょっと寒いから心していくよー!と出発。これから観光地らしいところを巡るのです。
■ 観光地めぐり
ここから大内宿に向かう途中にある、塔のへつりに向かう。ここは、自然に岩が削られた?ような感じで、あんまり見かけないであろう景色なんだけど、あんまり有名じゃないのでみんなピンと来てなかったようですな。まぁ無料だし、大したことはナインだけど、一応見といたら、的な?(笑)
流石に連休なので観光客多数。随分手前の駐車場に誘導されそうになるも、スルーして現場近くに横付け成功。これだからバイクはいいよね。
駐車したらとりあえず展望台へ。
gooo「ほら、すごい岩肌じゃないっすか!」
みんな「・・・・・。」
それ、正しい反応だよ(笑)
イマイチ凄さが伝わらなかった景色
実際見ると結構デカいんだぜ
だから?といわれたらとても困るんだが、こんな自然があるんですよってオハナシです。大自然は凄いんだぜ。紅葉の時期になったらとてもヤバイ感じになると思うんだよね。人も凄いだろうケド。
その後は吊橋を渡って対岸まで行ってみたり、一通り観光らしいことをしてみる。写真撮りあって一息ついたら、別に買うものもないし、先に行きますかね。
R121を北上し、k329に逸れたら大内宿まではあっという間。他県ナンバーのクルマに混じりながら快適ワインディングを楽しめばすぐですね。
大内宿の詳細や由来は、読者の皆様に調べて頂くとして、ここは茅葺屋根の立派な建物が並ぶ珍しい景色が見れるところです。昔ながらの建物が中々風情があっていーんです。
あんまり綺麗な絵じゃないけど、雰囲気は。
連休効果で人は多かった
ここでやることといえば、ネギ蕎麦! ついさっき蕎麦を食していた人が居たようだが気にしてはいけない。蕎麦は喉越し。腹に溜めるものじゃない。というわけで、名物のネギ蕎麦を注文。説明しよう! これは、長ネギを箸の代わりにして蕎麦を啜るという、新しい?スタイルの蕎麦なのだ!(笑) 薬味のネギを切る手間が省けるので、注文してから出てくるまでの時間が若干早いとのウワサ。そして口内で広がる、齧りたてのネギと蕎麦の風味のハーモニーを存分に楽しんで頂ける、楽しい蕎麦なのです。適当です(笑)
冗談はこのくらいにして、普通にうまいんですよコレ。ネギはちょっとだけ辛味があるけど、冷たい蕎麦もつゆにつかってるのでそのままズズズっと啜れます。ネギを齧りながら薬味を調整する感じですね。まぁ最終的にはネギが短くなっちゃって箸として使えなくなるので普通の箸も使うんだけどね(笑)
ネギ蕎麦〜、悲しいけれど〜♪(欧陽菲菲)
というわけで、初っ端から蕎麦2連チャンで腹の中は蕎麦だらけでございます。お腹一杯。
■ 寝床へ
なんだかんだやってたら15時を回ってしまう。キャンプ場には17時には着きたいよねって話してたのに厳しくなってきたね…。というわけで、さっさとキャンプ場へ向かうのです。
会津若松の市街地を抜け、鶴ヶ城を横目に北上。530円というバブリーなゴールドラインを避けて通るつもりだったけど、買出しやらなんやらしてたら時間が押しちゃったので結局有料道路を使います。ゴールドライン、結構キツめなワインディグが続きます。舗装がそれほど綺麗じゃないのでちょっと気を使う。薄暗くなってたので景色は楽しめませんでした。そして寒い! 日が落ちると寒さ倍増です。
桧原湖畔に出たらk2を左折して北上。狙いは曽原湖のキャンプ場です。ここはバス釣りのメッカらしく、釣りキャンプする人が多いみたいですねー。でも予約入れたらアッサリ取れたので、ここに決まり。利用料は350円くらいだったかな。薪付けて一人700円とかそんなレベル。
ライダーが集まるフリーサイトにドカンとタープ立ててテント設営。19時には宴会スタート。今回は代表シェフが不在とあって、適当に焼き物&炒め物で済ませました。焼きイカがうまかったなー。
寒かったので焚き火を囲んでバカ話(笑) 上から下まで、様々な話題が飛び交い、0時ごろ就寝になったのかな。いやぁ〜久々に笑いまくった。皆様、ホントにお疲れ様でした。
▼ 本日の走行距離:346km(給油2回)
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