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キャブセッティング
キャブセッティングの仕方
キャブレター各部名称
<9Kさんのセッティング術>
1:アイドルの決定
2:SJの決定
3:ジェットニードルクリップ段数の決定
4:ジェットニードルの決定
5:MJの決定
と言う順序です。人それぞれ、使用回転数や目的によって順番は違いますが、信号が多い街乗り中心の私は発進から中低速側重視のセッティングです。
まず正しいアイドリング調整をし、エアスクリューより導かれるSJにてセッティングする。エンジンを十分に暖機し、アイドリングの回転を3000程度にあげて、エアスクリューの調整。全閉から少しずつ開けていき一番回転の高くなるところから1/8程度戻す。この時、2回転半以上開けたときはSJを1番手下げる。1回転半以内の時は同様に上げる。SJ交換後はエアスクリューを再調整する
パーシャルでのもたつきに関してはジェットニードル&ニードルジェットの領域です。まずはクリップ位置の決定です。症状が息つきなら濃い方(下側)に振り、ボコつきなら薄い方(上側)に振る。たいてい5段階の調整があります。しかしながら、この幅では調整できない場合もあります。そんなときはジェットニードル&ニードルジェットの交換です。
ニードルのテーパーはキツイ方が濃く、緩い方は薄く出る。同様にストレート径は細い方が濃く、太い方が薄く出る。症状にもよりますがご自身のエンジン特性、マフラーの性能にあわせたニードルをチョイスします。PC20、TM24、VM26、PE28等ポピュラーなキャブのニードルは武川、キタコ、など各リリースメーカーから補修パーツとして引けます。もちろん、全然違うキャブのモノを流用するのも手です。125CC〜1300CCぐらいまで探せば結構使えるものがあります。「用品店の店頭にない」のは当たり前です。努力してください。残念ながら、プアなキャブではニードルジェットの交換は難しいのが現状です。
最後に全開域。メインジェットの調整です。コレに関しては必ず「濃い方」から調整すること。あまりにも薄いと最悪「焼き付き」が起こるからです。メインの領域の調整は実走行が必要です。スロットル全開にしてエンジンの回転上昇がスムーズかつ早いのがベスト。薄いと回転は伸びるがパワー感に乏しく息つきをおこす。逆に濃いと回転の頭打ちが早く、ボコつく。プラグの焼けによる診断も一般的だが、キルスイッチのないカブ系では全開走行状態でのプラグチョップは難しく、停車するまでに若干かぶり黒くなることが多い。焼けのチェックには新品プラグ使用が望ましい。走行チェックの際もスチールブラシ&パーツクリーナーにて毎回新品のごとく綺麗に清掃する事が必要である。
エアクリーナーやマフラー、カム、ピストンなど他の部品と一緒にキャブ交換はしないこと。深く迷う原因になります。
シビアなセッティングにはタコメーター装着が望ましい。
「上が…下が…」と言う言葉を良く聞くが、実際回転数というよりもスロットルバルブの開度が重要である。
SJ(PJ)(全閉〜1/4)、NJ(1/8〜1/2)、JN(1/4〜3/4)、MJ(3/5〜全開)の作用領域を認識してセッティングすること。
バタフライ式チョークの場合外してしまうのも効率アップになる。
ジェットニードルを代えることのできる物は径が太い物ほど薄くなる。径が細い物ほど濃くなります。クリップを2段以上動かす事は、メインジェットで2〜3番分を動かすのと、同様の効果がある。
例えばメインジェットを10番ぐらい上下させても(普通は±5番で大体セッティングは出ます)セッティングが出ない場合は、セッティング以前の問題があると思います。
ガソリンは入っているか。
プラグの状態。オイルやカーボンの付着により失火していないか。
エアクリーナー等の防塵装置に汚れやつまりは無いか。埃や水で目づまりしていると、入り込む空気の量が減り、相対的に濃くなります。逆にエアクリーナの破れ等がある場合は空気の量が多くなり、混合気が薄くなります。
二次吸気をしていないか。キャブレター以外の部分(例1;キャブとインマニの間のガスケット部分に隙間がある)から空気を吸い込むと、混合気は薄くなります。最悪の場合エンジンの焼きつきを起こす事もあります。(例2;全開走行後、アクセルOFFにしても回転が上がる、異常にふけあがる場合も二次吸気をしていると考えられます。)
ジェット類を変更する手順は、メインジェット、ジェットニードル、そして最後にエアスクリュウやスロージェットで、スロットル開度との関係を見ながら調整していく。
気候別セッティング方法
コンディション
空気の密度
混合気中のガソリンの割合
セッティングの方向
寒い時
高い
少ない(薄い)
MJ番数を上げるかJNクリップ位置を下げて濃くする
暑い時
低い
多い(濃い)
MJ番数を下げるかJNクリップ位置を上げて薄くする
乾燥している時
高い
少ない(薄い)
MJ番数を上げるかJNクリップ位置を下げて濃くする
湿度が高い時
低い
多い(濃い)
MJ番数を下げるかJNクリップ位置を上げて薄くする
標高が高い時
低い
多い(濃い)
MJ番数を下げるかJNクリップ位置を上げて薄くする
※MJ:メインジェット JN:ジェットニードル
状況別セッティング方法
状況
セッティング方向
理由
滑りやすい路面(雨)
砂地
登りが長い
MJ番数を上げる
JNクリップ位置を下げる
濃くする
ふけ上がりを遅くしてタイヤを空転させないようにする
エンジン回転が上がり気味なのと、車速が低い事によるオーバーヒート防止
滑りやすい路面(晴れ)
MJ番数を上げる
オーバーヒート防止
ハイスピードコース
MJ番数を#2〜#3上げる
練習時よりもエンジン回転数が上がるため
ホコリがひどい時
MJ番数は安易に変更しない
エアクリーナーの目詰まりによる影響がある
プラグから判断する方法
NGKプラグである事を前程にお話します。ベンリーの純正プラグが6番なので基準を6番にしています。
カーボンで真黒にくすぶっていたら、混合気の濃すぎ、電気系のトラブル(コードの断線等)、プラグ熱価が高い。白くさらされたような感じなら、混合気の薄すぎ、点火時期の狂い、冷却不足、プラグの熱価の低すぎ。プラグがかぶり気味(焼けすぎ)の場合熱価を下げる(上げる)というセッティングは避ける。プラグを決めたらあくまでキャブレター側で調整する。
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LastModified 2006-02-11 Copyright© 2006 BenlyFreak!!/BOTS - All Rights Reserved.